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あらすじ
むかしむかし、シンデレラという優しい心を持った女の子がいました。
母親を亡くした後、継母や姉たちに意地悪をされながらも、シンデレラは優しさを失いませんでした。
ある日、お城で舞踏会が開かれることになり、シンデレラの人生は大きく変わります。
「どんな状況でも優しい心を持ち続けること」「努力や思いやりは人とのつながりを生むこと」を伝える世界の名作です。
本文
むかしむかし、とある国にシンデレラという女の子が住んでいました。
シンデレラはとても優しく、動物や人にいつも親切にする女の子でした。
しかし、お母さんが亡くなってから、暮らしは大きく変わってしまいました。
新しいお母さんである継母と、二人の姉たちは、
シンデレラにたくさんの仕事を言いつけました。
「掃除をしておいて。」
「料理の準備もお願いね。」
「あなたは家の仕事だけしていればいいのよ。」
シンデレラは毎日一生懸命働きました。
暖炉のそばで眠ることも多く、
服はすすで汚れていました。
その姿を見た人たちは、
「まるで灰かぶり娘だね。」
と呼ぶようになりました。
でも、シンデレラは不満ばかり言うことはありませんでした。
「いつかきっと、幸せな日が来る。」
そう信じていました。
ある日。
お城から知らせが届きました。
「王子様が舞踏会を開きます。」
「国中の娘さんを招待します。」
シンデレラは言いました。
「私も行ってみたいな。」
しかし、継母たちは言いました。
「あなたには無理よ。」
「家の仕事をしていなさい。」
そして舞踏会の日。
シンデレラは一人で家に残りました。
悲しくて涙を流していると、
不思議な光が現れました。
そこには魔法使いのおばあさんがいました。
「シンデレラ、あなたはずっと優しい心で頑張ってきましたね。」
「今日は舞踏会へ行っておいで。」
魔法使いが杖を振ると、
かぼちゃは立派な馬車に、
ぼろぼろの服は美しいドレスに変わりました。
足元には美しいガラスのくつが輝いていました。
「ただし、夜中の12時を過ぎる前に帰るのですよ。」
シンデレラはお城へ向かいました。
舞踏会では、
誰もが美しいシンデレラに驚きました。
王子様も、
「あなたはどなたですか?」
と尋ねました。
二人は楽しく踊りました。
しかし、
時計の針が12時に近づきます。
「帰らなくては!」
シンデレラは急いで走りました。
その時、
片方のガラスのくつが階段に残ってしまいました。
王子様はそのくつを大切に持ちました。
「このくつの持ち主を探そう。」
国中の娘たちが試しましたが、
くつは誰にも合いません。
最後にシンデレラの番になりました。
「私も試していいですか?」
すると、
ガラスのくつはぴったり合いました。
王子様は言いました。
「あなたをずっと探していました。」
シンデレラは自分が大切にしてきた優しい心を忘れず、
幸せな人生を歩むことになりました。
そして、
周りの人にも優しさを分け与える人になりました。
おしまい。
登場人物
シンデレラ
主人公の女の子。苦しい状況でも優しさを失わず、前向きに生きます。
継母
シンデレラにつらく当たる人物です。
二人の姉
自分のことばかり考え、シンデレラを傷つけます。
魔法使い
シンデレラの優しい心を見て、助けてくれる存在です。
王子様
シンデレラの内面の美しさに気付きます。
教訓
- どんな状況でも思いやりの心を忘れないことが大切。
- 努力や優しさは、必ず誰かが見ている。
- 外見だけではなく、心の美しさが本当の価値になる。
親子で話したいポイント
- シンデレラはどうして優しい心を忘れなかったのかな?
- つらい時に頑張るためには何が必要かな?
- 友だちに優しくした経験はある?
- 本当に大切な「美しさ」って何だろう?
保育士向け活用ポイント
- 「思いやり」「我慢する力」「前向きな気持ち」を育む読み聞かせに活用できます。
- 劇遊びや発表会の題材としても人気が高く、役割を通して表現する楽しさを味わえます。
- 子どもたちと「見た目だけではなく、その人の心を見ること」の大切さを考えるきっかけになります。
- 保育者の視点では、子どもの表面的な姿だけを見るのではなく、その背景や気持ちを理解しようとする関わりにつながります。


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