さ行

昔話

三年寝太郎(さんねんねたろう)|世界の名作・昔話(日本の昔話)

あらすじむかしむかし、ある村に、何年もの間眠り続けている若者がいました。朝になっても、昼になっても、若者は眠ったまま。村人たちは、そんな若者を「三年寝太郎」と呼んでいました。そんなある年、村をひどい日照りが襲います。田んぼの水がなくなり、村...
昔話

そば屋の化けだぬき

あらすじむかしむかし、山と町をつなぐ街道沿いに、おいしいそばで評判の小さなそば屋がありました。旅人や町の人たちでにぎわう店でしたが、あるころから、店じまいのあとに残しておいたそばが少しずつ減るようになります。「泥棒でも入っているのだろうか。...
昔話

空を飛んだかめ(そらをとんだかめ)

あらすじむかしむかし、山のふもとにある大きな池に、一匹のかめが住んでいました。かめは毎日、空を自由に飛び回る鳥たちを見上げては、「一度でいいから、ぼくも空を飛んでみたい。」と夢見ていました。そんなある日、長い旅の途中で池に立ち寄った二羽の白...
昔話

そばの花ときつね

あらすじむかしむかし、山に囲まれた小さな村に、一面の白い花が咲く大きなそば畑がありました。秋になると、そば畑は真っ白な花で埋め尽くされます。なかでも満月の夜は、月明かりを浴びた白い花が銀色に輝き、まるで雪が積もったような美しさでした。村では...
昔話

そら豆とわらと炭

あらすじむかしむかし、ある農家の台所に、一粒のそら豆と、一束のわら、そして一かけらの炭がいました。ある日、三人は台所のおかみさんの話を聞き、自分たちがもうすぐ食べられたり、火を起こすために燃やされたりすることを知ってしまいます。「このままこ...
昔話

千両みかん(せんりょうみかん)

あらすじむかしむかし、ある城下町の大きな商家に、体のあまり丈夫ではない若旦那が暮らしていました。雪が降り積もる寒い冬のある日、寝込んでいた若旦那が、「みかんが食べたい。」とつぶやきます。ところが、その年は雪の多い厳しい冬。町のどこを探しても...
昔話

背くらべ地蔵(せくらべじぞう)

あらすじむかしむかし、山に囲まれた小さな村の入り口に、六体のお地蔵さまが並んでいました。村の子どもたちは、お地蔵さまの横に立って背くらべをするのが大好きでした。「昨日より大きくなったかな?」「もう三番目のお地蔵さまと同じくらい!」子どもたち...
昔話

すりばちをかついだきつね

あらすじむかしむかし、山のふもとの森に、いたずら好きで少しおっちょこちょいな一匹のきつねが住んでいました。きつねは変身が得意で、旅人やお坊さんに化けては村人を驚かせるのが大好きでした。そんなある日、きつねは村の家の軒先で、大きなすりばちを見...
昔話

相撲取りと鬼(すもうとりとおに)

あらすじむかしむかし、山と川に囲まれた小さな村に、とても力持ちの若い相撲取りが住んでいました。大人が二人がかりで運ぶような米俵も軽々と持ち上げるほどの力自慢でしたが、若者はその力をひけらかすことはありません。畑仕事を手伝ったり、重い荷物を運...
昔話

炭焼き長者(すみやきちょうじゃ)

あらすじむかしむかし、深い山に囲まれた村に、炭を焼いて暮らしている貧しい若者がいました。若者は毎朝まだ暗いうちから山へ入り、木を切り、炭窯の火を守りながら、来る日も来る日もまじめに働いていました。けれど、どれだけ働いても暮らしは決して楽には...