あらすじ
むかしむかし、山の近くの小さな村に、子どもに恵まれなかったおじいさんとおばあさんが暮らしていました。
二人は毎日仲良く暮らしていましたが、「もし子どもがいたら、もっとにぎやかだろうな」と話していました。
ある日、おばあさんが囲炉裏を掃除して集めたすすやあかを、おじいさんと一緒に丸めていると、不思議なことが起こります。
その夜、すすの塊が元気な赤ん坊になったのです。
二人は男の子を「力太郎」と名付け、大切に育てました。
やがて力太郎は、村一番の力持ちに成長します。
しかし、その力を自慢することなく、「もっと広い世界で人の役に立ちたい」と旅に出ることを決意します。
旅の途中で力自慢の仲間たちと出会った力太郎は、やがて鬼に苦しめられている村へたどり着くのでした。
本文
むかしむかし、山の近くの小さな村に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
二人は小さな畑を耕し、山から薪を拾いながら、慎ましく暮らしていました。
決して豊かではありませんでしたが、二人はとても仲良しでした。
朝になれば一緒に畑へ出て、
夕方になれば囲炉裏を囲み、
その日にあったことを話しながらご飯を食べます。
けれど、二人には一つだけ願いがありました。
ある冬の夜のことです。
外には雪が降っていました。
囲炉裏の火が、ぱちぱちと音を立てています。
おじいさんが火に薪をくべながら言いました。
「わしらにも子どもがいたらなあ。」
おばあさんもうなずきました。
「そうですねえ。」
「この家も、もっとにぎやかになるでしょうね。」
二人は時々、そんな話をしていました。
次の日。
おばあさんが囲炉裏の掃除をしていると、すすやあかがたくさん集まりました。
「まあ、こんなに。」
おばあさんは手のひらのすすを眺めました。
そして、ふと思いついたように笑いました。
「おじいさん。」
「何だ?」
「このすすを丸めたら、子どもみたいにならないかしら。」
「すすで子どもを作るのか?」
「ええ。」
おじいさんも笑いました。
「それは面白い。」
二人は集めたすすやあかを、ころころと丸め始めました。
「ここが頭。」
「じゃあ、こっちが体だな。」
「腕もつけましょう。」
「足も忘れちゃいかん。」
二人は子どものように笑いながら、小さな人の形を作りました。
出来上がったものを囲炉裏のそばに置きます。
「本当に子どもになったらいいのにねえ。」
おばあさんが言いました。
「そうだなあ。」
おじいさんもうなずきました。
やがて夜になりました。
二人は布団へ入り、眠りました。
家の中は静かです。
外では冷たい風が吹いています。
ひゅうう……。
囲炉裏には、わずかに赤い火が残っていました。
その時です。
もぞっ。
囲炉裏のそばに置いてあったすすの塊が、わずかに動きました。
もぞもぞ……。
そして――。
「おぎゃあ!」
大きな声が家中に響きました。
「おぎゃあ! おぎゃあ!」
「な、何だ!?」
おじいさんが飛び起きました。
「赤ん坊の声ですよ!」
おばあさんも布団から起き上がります。
二人は慌てて囲炉裏のところへ行きました。
すると――。
「まあ!」
すすの塊があった場所に、元気な赤ん坊が寝転がっていたのです。
赤ん坊は手足をばたばたさせながら、元気いっぱいに泣いています。
「おぎゃあ! おぎゃあ!」
おじいさんとおばあさんは顔を見合わせました。
「これは……。」
「神様が、わしらの願いを聞いてくださったのかもしれん。」
おばあさんは赤ん坊をそっと抱き上げました。
「なんて元気な子でしょう。」
赤ん坊は、おばあさんの腕の中でぴたりと泣きやみました。
おじいさんはうれしそうに笑いました。
「この子はきっと、強い子になるぞ。」
二人は男の子に「力太郎」と名付けました。
力太郎は、二人の愛情をたっぷり受けながら、すくすくと育ちました。
そして、おじいさんの言ったとおり、驚くほど力の強い子になりました。
一歳になるころには、庭に転がっていた石を――。
「よいしょ。」
ごろごろごろ。
大人でも苦労するような石を転がしてしまいます。
「おじいさん!」
「見たぞ……。」
二人は目を丸くしました。
三歳になるころには、薪を何束もまとめて抱えました。
「力太郎、それは重いぞ。」
「大丈夫!」
ひょいっ。
「軽いよ。」
五歳になるころには、村の大人たちが何人も集まって運ぶような丸太を――。
「ちょっと通るよー。」
ひょい。
肩に担いで歩いてしまいました。
「お、おい!」
「何だ、あの力は!」
村人たちは驚きました。
力太郎が大きくなるにつれて、その力もますます強くなっていきました。
けれど、力太郎は自分の力を自慢することはありませんでした。
畑で大きな石を動かせず困っている人がいれば、
「ぼくがやるよ。」
道に倒れた木があれば、
「これをどかせば通れるね。」
大雨で橋が壊れれば、村人たちと一緒になって丸太を運びました。
「力太郎がいてくれて助かったよ。」
そう言われると、
「これくらい何でもないよ。」
と笑いました。
そんなある日のことです。
すっかりたくましい若者になった力太郎は、夕食のあと、おじいさんとおばあさんに話しました。
「おじいさん、おばあさん。」
「どうしたんだい?」
「ぼく、旅に出てみたい。」
二人は驚きました。
「旅に?」
力太郎はうなずきました。
「この村だけじゃなくて、もっと広い世界を見てみたいんだ。」
「それに、ぼくの力で困っている人を助けられるなら、いろいろなところへ行ってみたい。」
おばあさんは少し寂しそうな顔をしました。
「そうかい……。」
おじいさんもしばらく黙っていました。
けれど、やがて笑いました。
「力太郎。」
「はい。」
「お前の力は、わしらが与えたものじゃない。」
「だから、その力をどう使うかは、お前自身が決めることだ。」
おばあさんもうなずきました。
「人の役に立ちたいというのなら、行っておいで。」
「ありがとう。」
次の朝。
おばあさんは力太郎のために食べ物を包みました。
おじいさんは杖を一本渡しました。
「元気でな。」
「うん。」
「必ず帰ってくるよ。」
力太郎は二人に深く頭を下げ、村を出ました。
山を越え、
川を渡り、
知らない道をどんどん進んでいきます。
旅を始めてしばらくしたころ。
力太郎は道の先に、一人の若者を見つけました。
若者は大きな岩の前で踏ん張っています。
「うううう……!」
顔を真っ赤にしています。
力太郎は近づきました。
「何をしているの?」
若者は額の汗をぬぐいました。
「この岩をどかしたいんだ。」
「どうして?」
若者は岩の向こうを指しました。
「この先から村へ水を引きたいんだけど、この岩が邪魔をしている。」
「なるほど。」
力太郎は岩を見ました。
「じゃあ、一緒にやろう。」
「え?」
二人は岩へ手をかけました。
「せーの!」
ぐぐぐ……。
ずずず……。
大きな岩が少しずつ動き始めました。
「動いた!」
「もう少し!」
二人でもう一度力を入れます。
ごろん!
岩は道の脇へ転がりました。
若者は目を丸くしました。
「すごい力だな!」
「君も強いじゃないか。」
二人は笑いました。
力太郎は再び旅を続けました。
さらに道を進んでいくと――。
ずるずるずる……。
何か大きなものを引きずる音が聞こえてきました。
「何だろう?」
見ると、一人の大男が大きな木を一本、そのまま引きずって歩いています。
「こんにちは。」
力太郎が声をかけました。
大男は振り返りました。
「おう。」
「すごい木だね。」
「これくらいなら何でもない。」
男は胸を張りました。
「おれは木引き太郎だ。」
「大きな木を運ぶなら誰にも負けないぞ。」
力太郎も名乗りました。
「ぼくは力太郎。」
木引き太郎は力太郎を上から下まで見ました。
「お前も力持ちなのか?」
「まあ、それなりに。」
二人はすぐに意気投合しました。
「どこへ行くんだ?」
「まだ決めてない。困っている人がいたら手伝いながら旅をしているんだ。」
「面白そうだな。」
木引き太郎は笑いました。
「おれも一緒に行こう。」
こうして二人で旅を続けることになりました。
しばらく進むと――。
ぶん!
ぶん!
今度は風を切るような音が聞こえてきました。
見ると、道のそばで一人の男が太い鉄の棒を振り回しています。
ぶん!
ぶん!
棒が動くたび、周りの草が揺れました。
「すごいな。」
力太郎が声をかけました。
男は鉄の棒をぴたりと止めました。
「おれは鉄太郎。」
「この鉄棒を自在に扱えるのが自慢だ。」
木引き太郎が笑いました。
「こっちにも力自慢がいるぞ。」
三人は互いの力を見せ合いました。
そして――。
「せっかくだ。」
「三人で旅をしないか?」
「いいな!」
こうして力太郎、木引き太郎、鉄太郎の三人は、一緒に旅をすることになりました。
三人が歩けば、道をふさいだ倒木も、
「よいしょ!」
あっという間に片づきます。
重い荷車がぬかるみにはまっていれば、
「せーの!」
三人で引き上げました。
旅をしながら、三人はたくさんの人を助けました。
そんなある日のこと。
三人は山に囲まれた村へたどり着きました。
ところが――。
「何だか静かな村だな。」
木引き太郎が言いました。
畑には人がほとんどいません。
子どもたちも外で遊んでいません。
家々の戸は閉まり、道を歩く人々も暗い顔をしています。
「何かあったのかな。」
三人は村長の家を訪ねました。
「旅の者です。」
「村の様子がおかしいようですが、何か困っていることがありますか?」
村長は三人を家へ招きました。
そして深いため息をつきました。
「実は……。」
村長は山の方を見ました。
「この村は、鬼に苦しめられているのです。」
「鬼?」
「はい。」
山の頂には、昔から古い城がありました。
いつのころからか、そこに大きな鬼が住み着いたというのです。
「鬼は毎年、村へ下りてきます。」
「そして米や野菜、お金まで持っていってしまうのです。」
「逆らえば、こん棒を振り回して暴れます。」
村人たちは怖くて逆らえませんでした。
力太郎は尋ねました。
「その鬼は、今も山の城に?」
「はい。」
村長は慌てました。
「まさか、行くつもりですか?」
力太郎は木引き太郎と鉄太郎を見ました。
二人はにやりと笑いました。
「行こう。」
「だな。」
力太郎は立ち上がりました。
「その鬼と話をしてきます。」
村長は驚きました。
「危険です!」
「大丈夫。」
力太郎は笑いました。
「戦わずに済むなら、それが一番です。」
「でも、村の人を苦しめるのをやめないなら、ぼくたちの力を使います。」
次の朝。
三人は山へ向かいました。
道は次第に険しくなっていきます。
木々が深く生い茂り、昼間なのに薄暗い場所もありました。
山頂へ近づくと、古びた石垣が見えてきました。
その向こうに、大きな城が立っています。
風が吹き抜けました。
ごうう……。
「ここか。」
三人は城門の前へ立ちました。
力太郎が大きな声で呼びかけます。
「鬼!」
「いるなら出てこい!」
しばらく返事はありませんでした。
しん……。
山の中が妙に静かになりました。
鳥の声さえ聞こえません。
やがて――。
どん。
地面が揺れました。
どん。
どん。
城の奥から、何か大きなものが歩いてきます。
「来るぞ。」
鉄太郎が鉄棒を握りました。
ぎいぃ……。
大きな城門が開きました。
その向こうから――。
「誰だあ!」
雷のような声が響きました。
現れたのは、力太郎たちより何倍も大きな鬼でした。
頭には角。
手には巨大なこん棒。
鬼は三人を見下ろしました。
「人間が三人で、何の用だ!」
力太郎は一歩前へ出ました。
「村から食べ物やお金を奪うのをやめてほしい。」
一瞬、鬼はぽかんとしました。
そして――。
「わはははは!」
山に響くほど大きな声で笑いました。
「人間が、このおれに命令するのか!」
鬼はこん棒を持ち上げました。
「帰れ!」
ぶおん!
巨大なこん棒が振り下ろされました。
「力太郎!」
木引き太郎が叫びます。
しかし力太郎は逃げません。
両腕を上げ――。
がしっ!
こん棒を受け止めました。
「なに!?」
鬼の目が大きく開きました。
力太郎の足元の土が、ずずっと沈みます。
それでも力太郎はこん棒を離しません。
「木引き太郎!」
「任せろ!」
木引き太郎は近くに倒れていた大きな丸太を持ち上げました。
「そらっ!」
丸太を鬼の足元へ投げます。
鬼が慌てて飛びのきました。
「鉄太郎!」
「おう!」
鉄太郎が鉄棒を構えました。
鬼がもう一度こん棒を振り上げます。
その瞬間――。
があん!
鉄太郎の鉄棒が、鬼のこん棒を横から打ちました。
「うおっ!」
こん棒が鬼の手から飛び、地面へ転がります。
「今だ!」
力太郎が鬼の懐へ飛び込みました。
そして――。
「よいしょおっ!」
鬼の大きな体を抱えます。
「な、何をする!」
ぐぐぐ……。
鬼の足が地面から離れました。
「うそだろう!?」
力太郎は鬼を頭の上まで持ち上げてしまいました。
「ま、待て!」
さっきまで威張っていた鬼の声が震えています。
「もう悪いことはしない!」
「本当か?」
「本当だ!」
「村から食べ物も金も奪わない?」
「奪わない!」
力太郎は鬼をゆっくり地面へ下ろしました。
鬼はその場に座り込みました。
「ひどい目にあった……。」
木引き太郎が腕を組みました。
「今まで村の人たちは、もっと困っていたんだぞ。」
鬼はうつむきました。
「……分かった。」
力太郎は鬼の前へ座りました。
「鬼。」
「何だ。」
「力が強いことは悪いことじゃない。」
鬼が顔を上げました。
「でも、その力で弱い人を困らせるのはよくない。」
「……。」
「約束してくれるなら、ぼくたちはもう戦わない。」
鬼はしばらく黙っていました。
そして深く頭を下げました。
「分かった。」
「もう悪いことはしない。」
三人は鬼を連れて村へ戻りました。
鬼を見た村人たちは大騒ぎです。
「鬼だ!」
「逃げろ!」
けれど力太郎が言いました。
「大丈夫です。」
「鬼はもう、村のものを奪わないと約束しました。」
鬼は村人たちの前で頭を下げました。
「今まですまなかった。」
村人たちはすぐには信じられませんでした。
けれど次の日。
山で大きな木が道をふさいでいると、鬼がやって来ました。
「これをどかせばいいのか?」
ひょい。
大木を持ち上げました。
壊れた橋があれば、
「この石を使えば丈夫になるぞ。」
大きな石を運びました。
畑を広げる時には、大きな岩を取り除きました。
最初は鬼を怖がっていた村人たちも、少しずつ話しかけるようになりました。
「鬼さん、ありがとう。」
そう言われると、鬼は照れくさそうに頭をかきました。
力太郎たちはしばらく村に滞在し、鬼と一緒に村の仕事を手伝いました。
そして、村に笑顔が戻ったころ――。
「そろそろ行こうか。」
三人は再び旅に出ました。
それからも、力太郎たちはいろいろな土地を歩きました。
困っている人がいれば力を貸し、
道がふさがっていれば開き、
壊れた橋があれば直しました。
そして数年後。
力太郎は、懐かしいふるさとの村へ帰りました。
「ただいま!」
その声を聞いて、家からおじいさんとおばあさんが飛び出してきました。
「力太郎!」
「帰ってきたのかい!」
おばあさんは涙を流しながら力太郎の手を握りました。
おじいさんも目を細めます。
「立派になったな。」
力太郎は笑いました。
「いろいろな人に会ったよ。」
「それで、何か分かったか?」
おじいさんが尋ねました。
力太郎は少し考えました。
そして、自分の両手を見ました。
大きく、たくましくなった手です。
「うん。」
「力が強いだけじゃ、立派な人にはなれないんだね。」
おじいさんとおばあさんは黙って聞いています。
「この力で誰かを困らせることもできる。」
「でも、困っている人を助けることもできる。」
力太郎は二人を見て笑いました。
「ぼくは、人を助けるために使うほうが好きだ。」
おじいさんは大きくうなずきました。
「そうか。」
おばあさんも涙をぬぐいながら笑いました。
「本当に大きくなったねえ。」
それからも力太郎は、村で困っている人がいれば力を貸しました。
大きな石を運び、
橋を直し、
山から木を運びます。
けれど村人たちが一番好きだったのは、力太郎がどれほど力持ちでも決して威張らず、いつも笑って手を貸してくれることでした。
ある日、村の子どもが力太郎に尋ねました。
「力太郎は、村で一番強いの?」
力太郎は少し考えました。
そして笑いました。
「さあ、どうだろう。」
「でもね。」
力太郎は大きな丸太を肩へ担ぎました。
「一人で持つより、みんなで持ったほうが楽しいぞ。」
「じゃあ、ぼくも手伝う!」
「わたしも!」
子どもたちが集まってきました。
「よし。それじゃあ、みんなで運ぼう!」
「せーの!」
明るい声が村に響きました。
おじいさんとおばあさんは、家の前からその様子を眺めていました。
力太郎の笑い声は、山の向こうまで聞こえそうなほど元気いっぱいでした。
おしまい。
登場人物
- 力太郎
囲炉裏のすすやあかから生まれた、不思議な力を持つ主人公。誰よりも力持ちですが、その力を自慢せず、困っている人のために使います。 - おじいさん
力太郎をわが子として大切に育てる優しい父親。旅立つ力太郎に、自分の力をどう使うかは自分で決めることだと伝えます。 - おばあさん
力太郎を愛情深く育てる母親。旅立ちを寂しく思いながらも、人の役に立ちたいという力太郎の気持ちを応援します。 - 木引き太郎
大きな木を軽々と引きずる力持ち。力太郎と出会い、互いの力を認め合って旅の仲間になります。 - 鉄太郎
重い鉄棒を自在に扱う力持ち。力太郎、木引き太郎とともに旅をし、鬼との戦いでも力を合わせます。 - 鬼
山の古い城に住み、村から食べ物やお金を奪っていた鬼。力太郎たちに負けたあと自分の行いを改め、持ち前の力を村人のために使うようになります。
教訓
- 力や才能は、持っていることよりも「何のために使うか」が大切。
- 一人では難しいことでも、仲間と力を合わせれば乗り越えられることがある。
- 本当の強さは、弱い人を困らせることではなく、困っている人を助けるために力を使えること。
- 間違いに気づいて行動を変えようとする人を受け入れることも大切。
親子で話したいポイント
- 力太郎は、どうして旅に出ようと思ったのかな?
- 力太郎、木引き太郎、鉄太郎は、それぞれどんな力を持っていた?
- 三人が一緒だったからできたことには、どんなことがあったかな?
- 鬼は力太郎たちに負けたあと、どんなふうに変わった?
- もし自分にとても大きな力があったら、誰のために使いたい?
保育士向け活用ポイント
「せーの!」などの掛け声を子どもたちと一緒に言いながら読むことで、参加型の読み聞かせとしても楽しめます。
「力や得意なことを何のために使うか」「仲間と協力すること」を考える読み聞かせとして活用できます。
力太郎だけでなく、木引き太郎、鉄太郎にもそれぞれ得意なことがあるため、「自分の得意なこと」「友だちの得意なこと」を見つける活動にもつなげられます。
鬼が最後には村人を助けるようになる展開から、「失敗したり間違えたりしても、その後の行動を変えることができる」という話題にも発展させられます。
丸太を運ぶ、力を合わせて引っ張るなどの場面を取り入れたごっこ遊びや運動遊びと相性がよく、綱引きや協力ゲームへの導入にも活用できます。


コメント